2019年4月22日月曜日

住んでみて思う 南のベトナム人の性格

ベトナム人ってどんな感じ?




人の性格は千差万別、日本でもいい人がいれば悪い人もいますよね。

国単位で性格を判断するのは難しいかもしれませんが、ただ実際に住んでみると、ここは日本人にはないな・・というところがチラホラ見えてきたりもします。


南部・ホーチミンの人たちを見て自分が感じる日本人とのi特徴的な違いは

距離感が近い(物理的にも精神的にも)

ことじゃないかな・・と思います。



慣れてくるとスキンシップは当たり前。
写真を一緒に取るときなど、男性同士なのに手をきゅーっと握ってきたり、
肩をガバーっと抱かれたり

えぇ・・となりますw


女性も似たような感じで、写真のときに体がピタッとひっついたりしても、あまり気にする様子がありません。


エレベーターで男女が乗り合わせたときでも、日本でしたら隅と隅に距離を取るような感じで立つと思うのですが、ベトナムでしたら到着階まで真横に立ってたりします。


知り合いの方が、とある実習で手本を見せてる時に、ベトナム人男子がその人の肩に顔を乗せて眺めだしたので、叱り飛ばしたと話してましたw


話する時の距離も近く、横から見ていて、キスするんじゃないか・・というくらいの至近距離で女子同士が喋ってたりします。






全体的に人懐っこいので、この距離感の近さが相まって、ものすごく構ってもらってるような気分になります。


宴会の達人たち





少し前に日本に在住しているベトナムの女の子が、「日本人は楽しそうに見えない」と投稿して、それを読んだ日本人からの「大きなお世話だ」とか「ほっといてくれ」といったコメントで溢れてたことがありました。

この記事を読んだ時、

そう見えても仕方なし・・

と思いました。ベトナム人は本当に楽しむのが上手だと思います。



宴会は男女とも大好きで、旧正月前の忘年会のときなどは、酒好きな男性のみならず、女性も気合を入れてお洒落に着飾り普段つけない香水などもつけたりして、昼からソワソワした感じになります。


宴会が始まるとカラオケは途切れることなく誰かが歌ってますし、何十回も乾杯をしてすごく盛りあがります。





ベトナム人と働く


タイとベトナムで月の半分ずつ過ごす自分からして、ベトナム人と仕事をするほうがやりやすく感じています。

ロジカルな考え方で意思疎通は楽です。話がはやく終わります。


出来ないことでも「できる!」というポジティブな嘘はたまにつきますが、出来るのに「出来ない」と嘘をつかれるよりも精神的に随分と楽です。

納期やアポを守らないなど東南アジア特有のルーズさはありますが、他国と比べるとそれも随分とマシに感じます。日本人が持つ時間の正確さは、世界的に見ると異常レベルなのかもしれませんね。


公共ルールやマナーが守れないとか
打算的で損得勘定が上手とか

上げれば色々と?な点もありますが、それでもタイよりベトナムで仕事をしている方が気持ちがホッとする感じがしますね。


日本ではベトナム人の犯罪が増えているようで少し残念ですが、こちらでお世話になってる方々は、お節介なほど親切で温かい人が多いですよ。


ハノイの人はちょっと違う気質だとよく耳にします。
全体的に南のほうが明るくておおらかな人が多いようですね。


ではまた





2019年4月21日日曜日

タンソンニャット空港から タクシー利用ほぼ完全ガイド そしてGrab

タンソンニャット空港からホーチミン市内へ






タンソンニャットからホーチミン中心部への移動手段はいくつかあるのですが、自分がもっぱら利用するのはタクシーです。

Taxi,Sir ? Taxi,Sir ? (タクシー、サー? タクシー、サー?)とタンソンニャット空港の出口を出る前からタクシーの呼び込みの声がひっきりなしに聞こえてきます。
アオザイを着た(現地ではアオヤイと言います)女性に微笑み掛けられると、ついついお願いしたくもなるのですが、この手の呼び込みのタクシーはだいたいボッタ系です。

そもそも、ベトナムのタクシーは安心なのか?


ベトナム、タイ、フィリピンと行き来していて感じることですが、ベトナムのタクシーは比較的安全で、利用していて嫌な思いをすることは殆どありません。

ホーチミンに在住しているので、居慣れてる雰囲気がそうさせているのかもしれません。
ベトナムではないのですが、自分もタイに住み始めた頃は頻繁にタクシーでボッタクられそうになったり、実際にボッタクられたりしました。タイのタクシー運転手さんのマナーが向上してきたのか、自分がタイ語を少し話せるようになったからなのか、最近ではめっきりボッタクられそうになることは少なくなりました。
観光のお客さんとわかると、悪さしようとする運転手も東南アジアには未だに相当数いるようにも思います。

ただ、個人的な感想ですが、ベトナムでタクシーを利用する時のストレスはフィリピンやタイと比較すると格段に少なく、毎回ほぼ安心して適正料金で目的地まで到着することが出来ているように思います。

安心のVINASUN(ビナサン)タクシー


自分がもっぱら利用するのはビナサンタクシーです。白い車体に赤と緑のラインが入っており、実際にホーチミン市内で最もよく見かけるタクシーでもあります。
あと、緑一色のMaiLinh(マイリン)タクシーも比較的安全なのですが、自分は空港からはビナサンばかり利用しています。




タンソンニャット空港のVINASUN(ビナサン)タクシー乗り場


ビナサンタクシーに乗るには専用の乗り場に向かわなければなりません。
タンソンニャット空港の出口を出て、向かって左にひたすら進みます(100-150m)
ターミナルビルの端あたり、駐輪場が見えるくらいで緑のカッターシャツに赤色のネクタイをしたビナサンタクシーの係員がいますので、その人に近づいて歩いていけば大体向こうから声を掛けてきてくれます。

途中、「タクシー?」の雨あられの客引きはガン無視してください。ボッタ系です。
ベトナムの客引きは他国と比べるとかなりしつこいです。2.3回の声掛けは当たり前、なかなか引き下がりません。

とにかく目を合わさない 絶対にw

これがタクシーに限らず、ベトナムの客引きを撃退する最も効果的な方法だと思います。

タクシーは4人乗りの普通車と6人乗りのワゴンがありますが、値段にそれほど大きな差はありません。普通車が1割程度安いかな・・というくらいですので、大きな荷物がある方や二人以上で利用する方は6人乗りをおすすめします。後席にエアコンの吹出口があるので快適さは格段に違います。


目的地を告げる


係員にどこに行くのかと聞かれることが多いですが、ここでは無理して話さず、携帯の写真を見せたり、ホテルの予約バウチャーなどを見せるのが、最も確実だと思います。

ベトナム語の発音は日本人からするとありえないくらい複雑で難しいので、ベトナムの地名をカタカナ読みで口で伝えても通じないほうが圧倒的に多いです。(3年住んでても、未だに自分の家を口頭では正確に理解してもらうことが出来ませんw)

係員に目的地を伝えても、運転手さんには伝えなかったりするので、念の為運転手さんにも携帯の画面や紙を見せることをおすすめします。


いざ乗車したのはいいものの・・



よく日本から初めてベトナムに来た人から、電話やLINEで

タクシーのメーター(金額)の見方がわからない

と車内から連絡をもらったりします。
自分も初めてきた時はそうでした。いくら払うのかわかりませんでしたw

写真

メーターは初乗り時には2桁の数字が見えてます。(12 or 13)
この数字に

1,000をかける(0を3つ足す)

と正式なベトナムドンの金額となります。
タンソンニャットからレタントンなどの市内中心部までは概ね150,000ドン強です。
到着時、メーターには150くらいの数字が表示されているかと思います。
ちなみにメーターが表示している数字に5をかけると、おおよその日本円となりますね。

空港から市内中心部までは空いていて20分位。
到着までにあちらこちらで鳴っているクラクションを、車内で100回位聞くと思いますw


チップは・・いくら払ったらいい?


タンソンニャットのゲートを出るときに運転手さんが空港内の通行料10,000ドン払ってくれているので、メーターの金額+10,000ドンが支払いの金額となります。
自分はいつもタクシーメーターの下一桁を切り上げて、プラス10,000ドン払うようにしています。
101 → 110+10 = 120 (120,000ドン)ってな感じです。
大体、これで運転手さんも自分も笑顔で降車するようなイメージでしょうか。

ベトナムの運転手さんはお釣りを持っていなかったり、お釣りがあっても無いような振りをしたりするので、100,000、50,000、20,000、10,000ドンのお札をあらかじめ用意しておくほうが無難かもしれません。


節約するにはGrabも選択肢に



ベトナムではGrabも利用できます。
金額ですがタイ、フィリピンと比べるとタクシーとの料金差は大きく、時間帯やルートによってはタクシーの半額くらいの金額で同じ距離を移動できたりします。


 

タクシーだと150,000ドンくらいかかる距離が上の写真のように80,000で行けたりもします。(写真はPM3時頃。渋滞の激しい朝夕などは値段がタクシーと逆転したりもします)
使う予定がありそうでしたら、前もってアプリをダウンロードしておきましょう。

タンソンニャット空港では柱の番号ごとにミーティングポイントを設定できますので、利用もしやすいかと思います。ただ稀にベトナム語で電話が掛かってきたりするのでご注意ください。

ではまた













タンソンニャット空港 無言で通過できる イミグレほぼ完全ガイド

ホーチミン・空の玄関口、タンソンニャット空港



タンソンニャット空港はあまり快適な空港ではないと思います(あくまで私感です)
入国審査の待ち時間がそこそこ長く、時間帯によっては4-50分掛かることもあります。

それよりも並ぶ列によっての当たり外れが大きく、手続きの早い審査官と遅い審査官では時間が1.5倍(3人と2人くらいの時間差)ほど違い、ハズレを引いた時のダメージは相当に辛いものがあります。
全体的にシステム化されておらず、上から目線で黙々と待たされるイメージなんですね。

長く待ちたくないので、慣れた人は相当な早歩きでイミグレを目指します。
追い抜いた人数がそのまま待ち時間に反映されるので、皆必死ですw。

審査官の態度もそれほどフレンドリーではありません。
HCM(ホーチミン)の人はベトナム北部出身(ハノイ)者がタンソンニャットの審査官なので態度が悪いんだと言ったりします。本当かどうかは定かではないのですが・・。
(基本的にホーチミンの人はハノイの人を大の字が付くほど嫌います)


話さずに済ます タンソンニャット空港のイミグレーションでの準備


英語ができないので、出来るだけ会話を避けたい・・そうですよね。
ましてベトナム人の英語は癖があって、最初は戸惑うほど聞きづらかったりします。
でも、あらかじめ審査官が聞いてくることの準備をしておけば、会話なしにスムーズにスタンプをもらえる可能性を大きくすることは可能だと思います。

イミグレに到着したら、まずは All Passport の列に並びます
審査スペースの上部に赤色LEDで表示されているのですぐに分かると思います。

そして、あらかじめ手元に準備しておくものですが、
パスポート(当然ですが・・)
飛行機のe-チケット(帰りの便が表示されているもの)
それと、搭乗券の半券、これを手元に用意しておきましょう。




搭乗券の半券は提示する必要がないのですが、私の経験上(年20回ほどここから入国します)、これを持っていると話さずに済む可能性がぐっと上がるように感じます。

イミグレで質問される割合はおおよそ6割くらいで、質問される内容は

○ ビザを持っているか
○ 乗ってきたフライトNo.は

の2種類しかされたことがありません。

*ベトナムからの出国後、30日以内の再入国にはビザが必要になります。
自分は30日以内の入出国を繰り返すので、ビザの有無を質問されるのだと思います。
ビザなしで観光の入国だと、ビザについては聞かれないかもしれませんね。

ということで、イミグレのカウンターでは

パスポートと印刷したe-チケットを同時に出す
フライトNo.は? と聞かれたら半券を見せる

これでほぼ話さずにスタンプがもらえる可能性は高くなると思います。
(あくまで経験上です、もし何か他に聞かれたらごめんなさい・・)
イミグレ通過はそんなに難しくないです。過度にナーバスになる必要はありません。

一つウラ技情報を
向かって一番右側のレーンは車椅子の方などの優先レーンになってます。
そのとなりの列に並んでいると優先レーンに利用者がない時に、審査官がおいでおいでをすることがあるので、運が良ければ早く進むことが出来ます。


入国時の荷物のチェックは・・?


イミグレを通過して、コンベアから流れて来る預け入れの荷物を受け取ったら、次は税関検査です。と言っても通常であれば検査らしい検査はありません。

申告するものがあれば赤色の出口、なければ緑色の出口を目指します。
近年、システムが変更されて、税関で申告する物品がなければ基本的に荷物のX線検査なしで税関を通過できるようになりました。

但し、ダンボール箱を持って出る人の殆どはX線検査を要求されてます。
お仕事で○○なものを○○しなければならない方は、このあたりご用心くださいw.
自分の経験上ですが、違和感がない大きさのスーツケースを大小一つづつ持っている程度であれば、まずノーチェックで通過できると思います。

出口を出たら、むしっとした空気と痛いほどの視線(単に他人を待っている人たちの視線なのですが・・w)を感じながら、晴れてホーチミンでのベトナム入国となります。



オフィシャルな情報については在ベトナム日本国大使館HPでご確認ください
在ベトナム日本国大使館ホームページ

何とぞ、法令遵守で楽しい旅と有益なビジネス出張を。

次は空港からのタクシーの選び方などUPします。









少ししかお役に立たない? ベトナム、タイ、フィリピンの現地情報

皆さまはじめまして Fu(ふー)です

バンコクやホーチミンに行くけど、前もってちょっと調べておきたい

 空港からの移動方法とか
 入国審査ってどんな感じ?とか
 税関検査ってどうなのよとか
 英語話せないけど大丈夫?とか




 海外での生活やビジネスについて色々知りたい
 タイ人やベトナム人、フィリピン人の気質とか
 恋愛観や仲良くなるにはとか
 東南アジアのビジネスってどんな感じなの など




それも新しくて正確な情報であればあるほどありがたいものですよね
私もしょっちゅう検索を掛けて調べます


タイのバンコクは8年前ほど前から、ベトナムのホーチミンには3年前から、
途中、日本と行ったり来たりしながら、両方の街でローカライズした生活をしてます
フィリピンにも頻繁に行きます




今までは情報を利用させてもらうだけだったのですが、せっかく住んでいるんだし、少しでもお役に立つ情報をシェアしてもらえれば、と思ってブログを開設しました。
既出の情報が多くて、少ししかお役に立たないかもしれないのですが・・ほんのちょっとでも皆さまのお役に立てれば幸せです